ARPAGE ALAIN PASSARD
パリ郊外(ル・マン)に自家菜園まで作ってしまうほどの野菜への情熱大陸男(笑)
素材と対話しながら優しく焼き上げる低温キュイッソンとは一体どんなお肉??
アルページュの見所はこの2点かなと行く前に想像していた。
3年前に一度予約だけ入れて行けなくってそれ以来何となくいつも気になって
はいたが、なぜか優先順位は高くなかった。
元旦ということで営業してるのかわからなかったけど、何となく予約のメールを
入れてみたら、あら取れちゃったラッキーみたいなノリだった。
CDG1に到着した夕刻はおそらく初めて経験するパリでの雨。やれやれと思った
が、疲れているヒマもなくサンジェルマンのおんぼろ宿に荷物を置いて、急いで
タクシーで向かった。もうその頃には雨もすっかり止んでました。そうボクはこう
見えても晴れ男なのであります(笑)。今回の旅行でも傘を差したのはほんの5分だ
けでした。出発前のヤフーのメテオ(天気予報)ではぜーんぶ雨マークだったのに!
21時半、既に店内は色んな国籍のグルマンで賑わっている。広くないサルなので
よけいに賑やかに感じる。席間も狭く、優雅とは言い難い。ボクは気にしないけど。
アペリティフは、ビルカールサルモンのブリュット。
日本のレストランでは全くと言っていいほど見かけないシャンパーニュであるが
フランスでは特に星付きレストランでオンリストされているところが多い。
ボトルで頼んだら、クープ用のマグナムが空いているのでそこから1ボトル分(クープ
6杯分)でどうかと言われ、ちょっと悩んで承諾。
飛行機の中は体調優れず初めて酒抜きだったので今年初酒。まあまあ美味しいけど
ここのはロゼのほうが断然良い出来だと思う。
ムニュは420ユーロ1本!!ユーロ高のおかげでもう一息で7万円に届きそうな
勢い。如何なものか。。。しかし、周りは皆コレを頼んでいるようだ。
だよな、三つ星レストランで値段気にするくらいなら来るなって言われそう(笑)
それにしても高いと思うが。。。
ボクらはパリに到着したばっかりでムニュを食べきる体調では無いという誰にも
聞かれていない言い訳を盾にアラカルトで。(あくまでボクの頭の中での話)
おつまみの野菜のタルトは普通に美味しい。
写真は撮ったけど、暗すぎダメダメ。。。
アミューズはスペシャリテの2品。
・L'oeuf a la coque
滑らか、底の黄身を混ぜたほうが美味しい。
メープルシロップ入りなので甘いのかと思いきや、そうでもない。
・Fines ravioles potageres 《le jardin en hiver》
consome de topinambour《rose》
野菜のラビオリとコンソメスープ。
ええダシ。ここまではまあまあ想定範囲内(笑)。
・Parfum de jardiniere 《Arlequin》
chou vert frise,carotte sanquine,radis《green meet》,topinambour《rose》
いやあ参った。感動した。。。ナイナイ岡村よろしく『オイスィー!』を絶叫したかったくらい。
フレンチの野菜料理ではブラス・トーヤの『野菜のガルグイユ』以来の衝撃かも。
旨い、特に甘みがスバラシイ。
ホントはこんなん(参考画像)
使われている野菜の名前が知りたくて、サービスのお姉さんに名前を書いてくれって
言ったつもりが、『J'ai mange une euhue de legumes!』と書いた紙をくれた(大笑)
アカンわ、ワシのフランス語(泣)
ま、早い話、ごっつう旨い蕪、ごっつう旨い人参、ごっつう旨い大根、ごっつう旨いビーツ
、ごっつう旨い縮緬キャベツなどなどでした(笑)
後日、マルシェで普通に売ってる黒大根と蕪を買って食べてみたが、本当に普通であった。
どう考えてもアルページュのようにはなり得ないと思った。
・Antic volaille du Haut-Main parfums des pres
さて、肉の焼き加減はどうだろう。
大きな胸肉は、パサってしまっている。
これは本調子では無かったということにしておこう(笑)
ていうか、ていうか、ていうーーーか、ガルニの薫製じゃがいもにヤられた!!
ネチっとしたのとフュメと芋の甘さ、可笑しいくらい旨い!意味がわからん。
芋の食い過ぎでお腹一杯、キュイスは食べ残してしまった。。。
そして、ツレが食べていた鴨は素晴らしかった。
自慢の鳩が売り切れで鴨に変更でしたので、調理法は同じかと思いますが上にまぶして
ある黒いの(ドラジェ?)がやたら旨かった。
近所のテーブルにシャリオで登場してたショコラのミルフィーユがめっさ馬そでした。。。
けど、当然デセール入る隙間も無いのでカフェで〆。。。
このカフェがまたやたら旨かった。でも茶菓子かチョコくらい出して欲しかったなー。
いや、そんな贅沢言わんから、ほらそこのミルフィーユのプラトーに散らばってるカスで
ええからくれへんかなあとか妄想してました(笑)。
ワインリストは総じてパリ価格で高い。あんまりちゃんと見てませんけどね(笑)
手頃なところで、ジョスメイヤーの04ピノグリ le fromenteau1本にしときました。
正直なところ、野菜は日本でしょってタカをくくってたところもあってここまでヤられる
とは思ってなかった。
コンセプトがしっかりとしているし、何よりここしか無いユニークなところも気に入った。
というわけで、今度パリに来ることがあればまた来たいレストラン。
いや、絶対行くんだろうなあ。
ところで、パリでの立ち読みにて、、、
ゴーミヨ2007、今年のシェフは『ジャン・フランソワ・ピエージュ』
やっぱ来ましたな。当然やね。
さ、どうするミシュラン???(笑)
ちなみにピュドロは『エレーヌ・ダローズ』でした。ふーん。
ランブロワジーは三つに昇格してました。
素材と対話しながら優しく焼き上げる低温キュイッソンとは一体どんなお肉??
アルページュの見所はこの2点かなと行く前に想像していた。
3年前に一度予約だけ入れて行けなくってそれ以来何となくいつも気になって
はいたが、なぜか優先順位は高くなかった。
元旦ということで営業してるのかわからなかったけど、何となく予約のメールを
入れてみたら、あら取れちゃったラッキーみたいなノリだった。
CDG1に到着した夕刻はおそらく初めて経験するパリでの雨。やれやれと思った
が、疲れているヒマもなくサンジェルマンのおんぼろ宿に荷物を置いて、急いで
タクシーで向かった。もうその頃には雨もすっかり止んでました。そうボクはこう
見えても晴れ男なのであります(笑)。今回の旅行でも傘を差したのはほんの5分だ
けでした。出発前のヤフーのメテオ(天気予報)ではぜーんぶ雨マークだったのに!
21時半、既に店内は色んな国籍のグルマンで賑わっている。広くないサルなので
よけいに賑やかに感じる。席間も狭く、優雅とは言い難い。ボクは気にしないけど。
アペリティフは、ビルカールサルモンのブリュット。
日本のレストランでは全くと言っていいほど見かけないシャンパーニュであるが
フランスでは特に星付きレストランでオンリストされているところが多い。
ボトルで頼んだら、クープ用のマグナムが空いているのでそこから1ボトル分(クープ
6杯分)でどうかと言われ、ちょっと悩んで承諾。
飛行機の中は体調優れず初めて酒抜きだったので今年初酒。まあまあ美味しいけど
ここのはロゼのほうが断然良い出来だと思う。
ムニュは420ユーロ1本!!ユーロ高のおかげでもう一息で7万円に届きそうな
勢い。如何なものか。。。しかし、周りは皆コレを頼んでいるようだ。
だよな、三つ星レストランで値段気にするくらいなら来るなって言われそう(笑)
それにしても高いと思うが。。。
ボクらはパリに到着したばっかりでムニュを食べきる体調では無いという誰にも
聞かれていない言い訳を盾にアラカルトで。(あくまでボクの頭の中での話)
おつまみの野菜のタルトは普通に美味しい。
写真は撮ったけど、暗すぎダメダメ。。。
アミューズはスペシャリテの2品。
・L'oeuf a la coque
滑らか、底の黄身を混ぜたほうが美味しい。
メープルシロップ入りなので甘いのかと思いきや、そうでもない。
・Fines ravioles potageres 《le jardin en hiver》
consome de topinambour《rose》
野菜のラビオリとコンソメスープ。
ええダシ。ここまではまあまあ想定範囲内(笑)。
・Parfum de jardiniere 《Arlequin》
chou vert frise,carotte sanquine,radis《green meet》,topinambour《rose》
いやあ参った。感動した。。。ナイナイ岡村よろしく『オイスィー!』を絶叫したかったくらい。
フレンチの野菜料理ではブラス・トーヤの『野菜のガルグイユ』以来の衝撃かも。
旨い、特に甘みがスバラシイ。
ホントはこんなん(参考画像)
使われている野菜の名前が知りたくて、サービスのお姉さんに名前を書いてくれって
言ったつもりが、『J'ai mange une euhue de legumes!』と書いた紙をくれた(大笑)
アカンわ、ワシのフランス語(泣)
ま、早い話、ごっつう旨い蕪、ごっつう旨い人参、ごっつう旨い大根、ごっつう旨いビーツ
、ごっつう旨い縮緬キャベツなどなどでした(笑)
後日、マルシェで普通に売ってる黒大根と蕪を買って食べてみたが、本当に普通であった。
どう考えてもアルページュのようにはなり得ないと思った。
・Antic volaille du Haut-Main parfums des pres
さて、肉の焼き加減はどうだろう。
大きな胸肉は、パサってしまっている。
これは本調子では無かったということにしておこう(笑)
ていうか、ていうか、ていうーーーか、ガルニの薫製じゃがいもにヤられた!!
ネチっとしたのとフュメと芋の甘さ、可笑しいくらい旨い!意味がわからん。
芋の食い過ぎでお腹一杯、キュイスは食べ残してしまった。。。
そして、ツレが食べていた鴨は素晴らしかった。
自慢の鳩が売り切れで鴨に変更でしたので、調理法は同じかと思いますが上にまぶして
ある黒いの(ドラジェ?)がやたら旨かった。
近所のテーブルにシャリオで登場してたショコラのミルフィーユがめっさ馬そでした。。。
けど、当然デセール入る隙間も無いのでカフェで〆。。。
このカフェがまたやたら旨かった。でも茶菓子かチョコくらい出して欲しかったなー。
いや、そんな贅沢言わんから、ほらそこのミルフィーユのプラトーに散らばってるカスで
ええからくれへんかなあとか妄想してました(笑)。
ワインリストは総じてパリ価格で高い。あんまりちゃんと見てませんけどね(笑)
手頃なところで、ジョスメイヤーの04ピノグリ le fromenteau1本にしときました。
正直なところ、野菜は日本でしょってタカをくくってたところもあってここまでヤられる
とは思ってなかった。
コンセプトがしっかりとしているし、何よりここしか無いユニークなところも気に入った。
というわけで、今度パリに来ることがあればまた来たいレストラン。
いや、絶対行くんだろうなあ。
ところで、パリでの立ち読みにて、、、
ゴーミヨ2007、今年のシェフは『ジャン・フランソワ・ピエージュ』
やっぱ来ましたな。当然やね。
さ、どうするミシュラン???(笑)
ちなみにピュドロは『エレーヌ・ダローズ』でした。ふーん。
ランブロワジーは三つに昇格してました。
by lamplus
| 2007-01-09 18:56
| Arpege