フランス料理におけるガストロノミー Kansaiは燃えているか?
仰々しいタイトルですが、、、
思うところあり。
関西における、ここ10数年ほどのビストロブームの席巻、はたまたワインのカジュアル化はスノッブなフレンチの重い扉を開放し、それまでは一部の愛好家の楽しみであったフレンチやワインの末端への浸透に大いに貢献したと言える。
それはとてもとても良いことだ!
しかし、その反面、フランス料理のガストロノミーと言う視点からはどうだろう?
市場拡大、裾野は広がったのか???
うーん、実感は無いかなあ。。。
新しくオープンする店の数を見てもそれは明らか。
似たようなビストロ、ここ数年はバルの台頭、それに比べ、ガストロノミックなフレンチはほとんどオープンしていないように思う。
関西メディアにしても同様に、ビストロやバル、グランヴァンよりはビオワインが取り上げられることが多く、消費者が扇動されるかたち。不景気な時代の流れというのもあるだろう。
ていうか、フレンチを熱く語れる人ってのもそう言えばあんまり知らない。。。知らないだけかもしれませんが、何度も書いてる寺下氏くらいで、彼の記事も最近あんまり目にしなくなった。
そら、全部肯定するわけないけどあれくらいしっかり個性有ったほうが気持ちいいし、心こもってるなと思う。。。イロイロあるけどムニャムニャ。
というわけでフランソワ・シモンも好き!
今ブルータスの古いの読み返してるけど面白い!!
脱線しました。
昔の話をして恐縮ですが、振り返って見ると、ビストロが無かった時代は当然レストランしか無かったのでして、フレンチ好きはレストランでしっかり食育を受けていたと思うんです。
フレンチの入り口はいきなりレストランデビューとなったわけです。
それが、現在は気軽に入りやすいビストロやバルになり、大阪人気質として、安い旨いビストロは人気になるのは自然の成り行きかも。
わざわざレストランに行かなくても美味しいフレンチが味わえる。。。これも食育。
いやいや、やっぱりビストロとレストランは別物。
明らかに上質で旨いのはガストロノミーレストランになります。
せっかくだから、ビストロの次はガストロノミーにも目を向けて欲しい。
本家フランスでもネオビストロブームがありましたが、レストラン人気も根強い。東京もか。
ちゃんと棲み分けできれば良いと思います。
この不況の中、コストのかかるガストロノミーレストランの未来は非常に先行き不透明。儲からない、モチベーション上がらない、良い料理出せない、客が入らない。。。
このままでは上質のガストロノミーレストランは大阪から消えていくのでは無いかと危惧するわけです!!そりゃあ、ハジメさんなんかは別格、予約取れないくらいだから問題無いでしょうけど、一つ星クラスになるとそうそう認知されてるわけでもなく。。。
もっと応援して行こうではありませんか!
(しかし、微力だなあ。。。)
アミューズ3
グジェール、ボッタルガのムース、ラビオリ
ボッタルガ良いね!
2006クレマン・ドゥ・リムーと。
ケビンに美味しいねって言ったらドヤ顔された(笑)
フランス人、、、
鹿のコンソメ、芽キャベツ、カブ、葉玉葱、黒トリュフ
うっ、うまい!
ここのところ美味しいスープにありつく機会が多いが、好み的にはこのコンソメはど真ん中!
塩も決まってる。
別添の鹿のジャーキーの旨味。
野菜は的確で意図のある固さ。
オカワリ数度(笑)
鳩のアバのソーシッス、サンジャック、菊芋のピュレ、ヴィユバルサミック
強烈に濃密に鳩を表現した料理だ!
ホタテが箸休め的に癒される。
菊芋の甘さがアバのワイルドさを和らげ、ワインへと引き継ぐ。
かなり意欲的で素晴らしいのだが、肉に弱い自分には少しで良いです(笑)
後で聞くと、これがメイン料理のアミューズだとか!
ホロホロ鳥
ソース爆発!
オマールとフォン・ド・ヴォー。
贅沢だ。。。
ランブロワジーのオマールを思いだした。
もちろん、ホロホロも隙が無い。
もっと隙が無いのはジャガイモだ。
これ、必食!
フランソワ・シモンに食べてもらいたい。
チョコとバーボン
いつも通りパティシエールのカナちゃんが持ってきてくれます。
一足早いバレンタインチョコ貰いました!
そして、今回は特別サービスの「シュッ、シュッ」が付いてますY
顔にもリクエストしたら、苦笑いして去っていきました。。。(笑)
ピスタチオのマカロン
完璧なマカロン。
この厚み、潰れ方、クリーム。
エルメより旨いじゃないか!!!!
もう彼女の才能には本当に驚かされる。。。
あ、ワインも飲んでます。
鳩にシャトー・モンテュス、パンタードにニコラ・ポテルのボーヌ一級ビンテージ失念。
キレてます!
前回より間が空きましたが、もっと通わなくちゃ!と思いました。
再認識。
ボクがこんなこと言うのも何ですが、大阪にラ・シームがあることはスゴイことなんですよ!!!
わざわざ東京やパリに行かなくて良いんですから。(って東京フレンチ最近知らないですけど)
もし、ラ・シームが大阪から無くなったらと思うとゾッとする。
速効で書いたんで読みづらくすんません。。。(いつもか)
La cime
ラ・シーム
contax planar 50mm(写真もたまには褒めてください(笑)
思うところあり。
関西における、ここ10数年ほどのビストロブームの席巻、はたまたワインのカジュアル化はスノッブなフレンチの重い扉を開放し、それまでは一部の愛好家の楽しみであったフレンチやワインの末端への浸透に大いに貢献したと言える。
それはとてもとても良いことだ!
しかし、その反面、フランス料理のガストロノミーと言う視点からはどうだろう?
市場拡大、裾野は広がったのか???
うーん、実感は無いかなあ。。。
新しくオープンする店の数を見てもそれは明らか。
似たようなビストロ、ここ数年はバルの台頭、それに比べ、ガストロノミックなフレンチはほとんどオープンしていないように思う。
関西メディアにしても同様に、ビストロやバル、グランヴァンよりはビオワインが取り上げられることが多く、消費者が扇動されるかたち。不景気な時代の流れというのもあるだろう。
ていうか、フレンチを熱く語れる人ってのもそう言えばあんまり知らない。。。知らないだけかもしれませんが、何度も書いてる寺下氏くらいで、彼の記事も最近あんまり目にしなくなった。
そら、全部肯定するわけないけどあれくらいしっかり個性有ったほうが気持ちいいし、心こもってるなと思う。。。イロイロあるけどムニャムニャ。
というわけでフランソワ・シモンも好き!
今ブルータスの古いの読み返してるけど面白い!!
脱線しました。
昔の話をして恐縮ですが、振り返って見ると、ビストロが無かった時代は当然レストランしか無かったのでして、フレンチ好きはレストランでしっかり食育を受けていたと思うんです。
フレンチの入り口はいきなりレストランデビューとなったわけです。
それが、現在は気軽に入りやすいビストロやバルになり、大阪人気質として、安い旨いビストロは人気になるのは自然の成り行きかも。
わざわざレストランに行かなくても美味しいフレンチが味わえる。。。これも食育。
いやいや、やっぱりビストロとレストランは別物。
明らかに上質で旨いのはガストロノミーレストランになります。
せっかくだから、ビストロの次はガストロノミーにも目を向けて欲しい。
本家フランスでもネオビストロブームがありましたが、レストラン人気も根強い。東京もか。
ちゃんと棲み分けできれば良いと思います。
この不況の中、コストのかかるガストロノミーレストランの未来は非常に先行き不透明。儲からない、モチベーション上がらない、良い料理出せない、客が入らない。。。
このままでは上質のガストロノミーレストランは大阪から消えていくのでは無いかと危惧するわけです!!そりゃあ、ハジメさんなんかは別格、予約取れないくらいだから問題無いでしょうけど、一つ星クラスになるとそうそう認知されてるわけでもなく。。。
もっと応援して行こうではありませんか!
(しかし、微力だなあ。。。)
アミューズ3
グジェール、ボッタルガのムース、ラビオリ
ボッタルガ良いね!
2006クレマン・ドゥ・リムーと。
ケビンに美味しいねって言ったらドヤ顔された(笑)
フランス人、、、
鹿のコンソメ、芽キャベツ、カブ、葉玉葱、黒トリュフ
うっ、うまい!
ここのところ美味しいスープにありつく機会が多いが、好み的にはこのコンソメはど真ん中!
塩も決まってる。
別添の鹿のジャーキーの旨味。
野菜は的確で意図のある固さ。
オカワリ数度(笑)
鳩のアバのソーシッス、サンジャック、菊芋のピュレ、ヴィユバルサミック
強烈に濃密に鳩を表現した料理だ!
ホタテが箸休め的に癒される。
菊芋の甘さがアバのワイルドさを和らげ、ワインへと引き継ぐ。
かなり意欲的で素晴らしいのだが、肉に弱い自分には少しで良いです(笑)
後で聞くと、これがメイン料理のアミューズだとか!
ホロホロ鳥
ソース爆発!
オマールとフォン・ド・ヴォー。
贅沢だ。。。
ランブロワジーのオマールを思いだした。
もちろん、ホロホロも隙が無い。
もっと隙が無いのはジャガイモだ。
これ、必食!
フランソワ・シモンに食べてもらいたい。
チョコとバーボン
いつも通りパティシエールのカナちゃんが持ってきてくれます。
一足早いバレンタインチョコ貰いました!
そして、今回は特別サービスの「シュッ、シュッ」が付いてますY
顔にもリクエストしたら、苦笑いして去っていきました。。。(笑)
ピスタチオのマカロン
完璧なマカロン。
この厚み、潰れ方、クリーム。
エルメより旨いじゃないか!!!!
もう彼女の才能には本当に驚かされる。。。
あ、ワインも飲んでます。
鳩にシャトー・モンテュス、パンタードにニコラ・ポテルのボーヌ一級ビンテージ失念。
キレてます!
前回より間が空きましたが、もっと通わなくちゃ!と思いました。
再認識。
ボクがこんなこと言うのも何ですが、大阪にラ・シームがあることはスゴイことなんですよ!!!
わざわざ東京やパリに行かなくて良いんですから。(って東京フレンチ最近知らないですけど)
もし、ラ・シームが大阪から無くなったらと思うとゾッとする。
速効で書いたんで読みづらくすんません。。。(いつもか)
La cime
ラ・シーム
contax planar 50mm(写真もたまには褒めてください(笑)
by lamplus
| 2012-01-28 16:38
| La Cime